数年前、南さんは吐血をし入院する事になった。その病気をきっかけに、自身の想いが大きく変わったという。それまでは、順教先生の最後の弟子といわれながらも表に出ることでいろいろな評価をうけることは嫌だなぁと思っていた部分もあったという。
けれど、これまでの人生をふりかえった時、支えてくださった方々との出逢いや多くの出来事は、やっぱり順教先生にずっと見守られていたんじゃないかと、生かされていたんじゃないかと思わずにはいられなかった。
これからの人生、順教先生の想いを南さん自身が生きる姿をとおして、描く絵をとおして、多くの方に伝えていこうと。それが順教先生への感謝と生かされた役目ではないかと...。そんな想い知ってか、ドキュメンタリー映画のお話をいただき作品集を出版することにつながった。
2011年3月11日作品集が発売となり、6月12日ドキュメンタリー映画が公開された。
なにか大きな力に動かされているように。
そして、ここからがスタート。
作品集や映画を通して、またこれから描き続ける絵によって
ひとりでも多くの方に
”勇気”や”希望”や”夢”を届けられれば嬉しい。
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