1951年9月 大阪府堺市に生まれる
1951年 小学校3年生の春休みの最後の日、父が経営する木工所を手伝っていて、機械のベルトに巻き込まれて両腕をもぎとられる事故にあう。
1953年 事故のため2年遅れて、養護学校へ4年生から入学。
そこで口で本をめくり、足指でノートをとり、足と肩で箒を支えて掃除することなど、勉学と生活訓練に励む。
1965年 「日本のヘレン・ケラー」と呼ばれた大石順教尼の最後の弟子となり、口に筆をくわえ、日本画の勉強に取り組む。
1967年 堺市展に初出品し、入選。以後、毎年入選する。
1970年 堺市店で奨励賞を受賞。以降、数回受賞。
1975年 世界身体障害者芸術家協会(現在は、口と足で描く芸術家協会)会員になる。以降、各種の展覧会、グループ展に出品する。
1999年 財団法人ソロプチミスト日本財団より社会貢献賞を受賞。
  その他、ネパールへ学校を贈る運動に尽力し、3校を設立。海外や国内での公園、刑務所や少年院を慰問するなどの活動もおこなっている。

  堺市展入選の際
大石順教尼からいただいた電報
   
ネパール学校を贈る活動にて 口と足で描く芸術家協会の皆さんと